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| | 【2024/04/20 03:21 】 TOP▲
2005年2月、Geraldo Riveraによるインタビュー。Part.2
Part.1 からの続き Part.2 ビリー・ジーン・ジャクソン。信念。友情。芸術の力。



GR: あなたの弁護士の一人が言っていたんだけど、ビリー・ジーン・ジャクソンと名乗る女性から電話があってこう言ったそうだ、「給料の受け取りをストップしなさい、弁護士さん、私は妻のビリー・ジーンよ」、明らかにあなたのヒット曲からの名だ、つまり、どうやってあなたは・・・まず第一に、そういうものはどうあなたに影響を?

(注・・・80年代、ビリー・ジーン・ジャクソンと名乗る女性がマイケルに対し、「私の双子はあなたの子だ」と言って実際に裁判を起こした。後に、名前を含めすべて事実無根と判明。)
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Michael: 影響するか?イエス、でも、ある意味僕は動じなくもなった。僕はサイの皮膚を持ってるし、でも同時に、僕だって人間だ。だから、どんなことにも傷つくし、でも僕はとても強い。僕はただ、人々がそういった誤った情報に耳を傾けて欲しくないよ。

GR: 例として、あなたは去年、4つ子の父親になったかな?

Michael: それはクレイジーな噂話だ。

GR: それから、その話は双子になった。あとの二人に何が起こったのか私には理解不能なんだけど、もしかしたらエイリアンに誘拐されたのかもね。

Michael: 僕はその話を聞いたけど、双子なんていないよ。僕が双子を隠してるとでもいうのかな?次々と噂がでっち上げられるんだ。

GR: 完全に間違いってことだね。

Michael: スターになればなるほど、ターゲットにされやすくなる。僕は自分が超一流のスターだなんて言おうとしてるんじゃないよ、そうは言ってない。僕が言ってるのは、セレブリティーになれば、みんなターゲットなんだという事実だ。でも、真実がいつでも勝つ。僕はそう信じてる。神を信じてる。そうでしょう。

GR: 信念があなたを支えているんだね?

Michael: もちろん、そうだよ。

GR: 友情の方はどう?

Michael: 友情がどうしたの?

GR: あなたは友情は頼りにしてる?人々は良い時も悪い時もあなたの側にいてくれる?一番の友達は誰?

Michael: 僕の子どもたち、僕の家族、兄弟たちや姉妹たち、それに・・・うん、みんないてくれる。みんないてくれるよ。

GR: 誰か忠実な人の名を言っておきたい?

Michael: 信頼できる人、あなたは彼らを知らないだろうけど・・・

GR: エリザベス・テイラーは?

Michael: オゥ、彼女はとても誠実だよ、僕はいつでもエリザベス・テイラーに会う。彼女は僕の親友で、僕は彼女の家に行ったばかりだよ。夜には電話で素晴らしい話をするんだ、時には週に何回もね・・・

GR: 友達になってどのくらい経つの?

Michael: 僕が16歳の時くらいからエリザベスを知ってる。

GR: そして、あなたは5歳の頃から音楽を作り続けてきた。

Michael: イエス。

GR: じゃああなたは音楽作りで5回目の10年間に突入というわけだね。音楽作り歴41年だ。

Michael: イエス。

GR: 飽きてうんざりしたことはない?

Michael: ノーノー、少しも。僕はけっして満足しないよ。

GR: 本当に。ランディにもうんざりしたことはない?(笑)彼はここにいるんだ、皆さん。

Michael: ないない、全然ないよ、彼はワンダフルだ。彼はずっと素晴らしいよ、いつも支えてくれて、素晴らしく立派だよ。

GR: それじゃあ、彼らはみんな違うんだね。あなたの家族はみんなクレイジーで、それぞれ異なって・・・私の家族のように。

Michael: どの兄弟も姉妹も、完全に違っていて、他の家族のように、みんなそれぞれ異なった要素なんだ・・・そうやって家族は出来ているんだ。

GR: こんな猛烈な注目の中で、どうやってあなたは普通の暮らしをしてるの?どうやって自宅の敷地の外で、楽しみみたいなことを見つける?

Michael: 無理だよ。たまには敷地を離れるけど、いつもというわけじゃない。僕はゲートの後ろに自分だけの世界を作ったんだよ、なぜなら、僕は通りを下って地域の映画館に行くことは出来ないし、その辺の公園に行ったり、角のお店、マーケットに出かけて行ってアイスクリームを選んだりするということは出来ない。そうなれば、誰だってゲートの内側に自分の世界を作りたいと思うよ、だから僕はそうしようとして、そうしたんだ。そして、それは自分のためだけでなく、僕は家族や友人、他の人とも、僕は分かち合えるだろうと思う。

GR: そしてプライバシーの必要性、クレイジーな噂や憶測が駆け回ってる。バランスを保つのは難しいよね、あなたは耐えなければならない。

Michael: イエス、セレブリティーになればね。

GR: あなたはそれに対して文句を言っているわけではないんだよね。

Michael: 言ってないよ。

GR: 私は自分がキング・オブ・何か分からないけど・・・狙い撃ちキングかもな、ハハハ!

Michael: キング・オブ・ジャーナリズムだよ(笑)。

GR: ところで、危難の状況にいる子どもたちについてはどうだい?あなたは津波災害救済について言っていたけど、どういうもの?あなた自身が父親であることがモチベーションになっているのかな?

Michael: 思いやり。そして聖書を読むこと、神、イエス、愛について学ぶこと。彼はこう言ってる、「子どもたちに与えよ」「子どもたちを真似よ」「子どもたちのようでありさない」「他人を気遣いなさい」「年配の人を気遣いなさい」。僕たちはそういった価値観で育てられてきた。そういったことはとても大切なことで、僕と家族、僕たちはそういった価値観のもとで育ってきたし、今現在の僕たちの中に強く続いているものなんだ。

──ジャーメインのインタビュー。

GR: また自分の映画についてはどう?『ウィズ』があったし、他にもいくつかあるけれど、ここしばらくは大きなスクリーンであなたを観る機会がなかったね。

Michael: 自分で監督をしようと思ってるんだ。ぜひやりたい。創造性が好きだし、アーティストはある種の製作において前進するには、自分の視点から自分自身を表現出来るなら、それが成されるべきなんだ。僕はそう感じるし、そう思う。僕にはヴィジョンがある。それを表現できるなら、僕はやるし、それが僕が音楽とダンスとアートと一緒にぜひやりたいことなんだ。

GR: 現実の生活の中でも、アートには役割があると考えているんだね?特に、このレコードと津波救済に関して。

Michael: 僕がそれを見たのはクリスマスの後の日で、(被害の)数字はエスカレートし続けていて、異常な状況になっていた。僕は信じられないほどだったけれど、それが現実だった。驚いたよ。僕は何かやるべきだ、と言ったんだ。そのために神は僕らに才能を与えて下さった。与え、人々を助け、お返しをするために。だから、僕の兄弟たちと僕は、一緒に曲を作ることに決めたんだ。

GR: 受話器を手にとって何と言ったんだい、「ヘイ、兄貴」、何と言ったの?

Michael: 僕らはただこう言った、ヘイ、何かやりたいね、スタジオで津波の被害者の方々のために。集まって、やってみよう。みんな、良いね、やろうって言った。

GR: ともかく、あなたは戻ってきた。あなたが戻ったという事実に人々は感謝すると私は思う。あなたが自分の芸術や子どもたちに集中できる環境が以前にも増してありがたいような感じかな?

Michael: 素晴らしいよ。つまり、それこそ僕の原動力なんだ。表現手段。アート。それこそ僕が一番心地良い世界なんだ。

GR: インディアナ州のゲイリーで、あなたは一度でも、46歳の男性としての自分の世界を予想した?

Michael: 一度も考えたことがないよ。人生全体で何かワンダフルなことがしたい、人を助けたい、ということは分かっていたけど、本当に幼い頃には、ハッキリとは考えていなかった。僕はただ歌って踊っていた、人々がなぜ拍手喝采したり叫んだりしてるかは理解していなかった。本当に理解できないよ。あなたにはなぜか分からないでしょう・・・

GR: そういうふうにステージの上で成長して、いつ理解したの?いつ、あなたは社会に適応する場を理解したの?

Michael: 成長していくのには、より長い時間がかかるんだ。人はより円熟したパーソナリティを得て、脳は成長を始める。論理的に考えることを始め、物事をより理解し、リサーチし始める。

GR: 普通で、合理的なあなたの言葉を、人々が耳に出来るテレビの場でこうやって会話することは良いことじゃない?

Michael: 僕はいつでもこうだよ。僕はただ自分自身でいるだけだよ。ありがとう。
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| 発言、インタビュー/音声あり | コメント(0) | トラックバック() | 【2005/02/05 01:00 】 TOP▲
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