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| | 【2025/01/16 03:46 】 TOP▲
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アルバム『DANGEROUS』からの4曲目のシングル。ショート・フィルムでは、バスケのマイケル・ジョーダンとの夢のMJ対決が実現。ジャクソンは、ムーン・ウォークをジョーダンに(無理やり!)教えるかわりに、1on1では楽しそうにへなちょこぶりをアピールしました。
全米では、R&Bチャートで3位、総合のHOT100チャートで26位を記録。UKでは13位。さすがに、4枚目シングルともなるとチャート・アクションが若干鈍ってきたかな・・・と思いきや、再びジンバブエでナンバー1を獲得しています。また、フランスでも特にとても人気が出た1曲です。 >> 続きを読む >>
日本盤は、前の『IN THE CLOSET』の引き続き、しゃれたシリーズ名を付けて複数枚シリーズの手法で発売されました。が、例によって、私は日本盤は、当時店頭で横目で見てはいたのですが、買ってません。持ってる人!ちょ~だい
うちのCDラックから出てきたのは、アメリカの5トラック盤と、UKの4トラック盤。日本盤で言うと、「アップタウン」の方のジャケ写が、これら欧米盤シングルと対応します。ですが、収録トラックは、それぞれ絶妙にばらけていて、どの盤も、メインの『JAM』の他に、マイケルのクラシック・チューンの新生リミックスが「オマケ要素」的にねじ込まれてくるのが特徴です。 アメリカ盤 Michael Jackson JAM ( 9870743342 / カタログNo. 49K 74334 ) 1992年8月13日リリース 定価 $6.49 (日本では当時輸入盤屋で1000円ちょいくらいで買ったような気がします。) 1. JAM [Roger's Jeep Radio Mix] (3:57) 2. JAM [Silky 7"] (4:17) 3. JAM [Roger's Club Mix] (6:20) 4. JAM [Atlanta Techno Mix] (6:06) 5. ROCK WITH YOU [Masters At Work Remix] (5:29) オススメ指数 (※2010年現在、中古盤を買う場合。管理人の独断でズバリ言うわよ調べ) 収録内容充実度・・・★★★★★ I wanna rock with you!! ジャケ買い度・・・★★★☆☆ レア度・・・★★★☆☆ 価格・・・定価より若干、上昇中。送料込みで、2000円くらいなら良心的。 総合点・・・★★★★☆ 4バージョンの『JAM』もさることながら、実はオマケ以上の存在感を発揮したのが、マスターズ・アット・ワークのセンスが冴えまくった『ROCK WITH YOU』。このバージョンは本当にかっこよくて、オリジナルの『ROCK WITH YOU』が大好きであるがゆえに、「ええ~、リミックスなんて、しょせん小細工じゃん・・・」という印象を持っている人でも、このバージョンならきっと、踊りたく、ROCKしたくなるんじゃないかな・・・名リミックスの一つです。ちなみに、このトラックは、後に他のマキシにも入ってくることがあるので、この盤は持っていなくても、いずれかでぜひゲットしておきたい1曲です。 『JAM』の話に戻ると、オリジナルのトラックがあのように、禁欲的なほどに緻密で凝った、乾いた音作りだったわけで(その分、フィルムは楽しい作品でしたが)、リミックスはそれに対して、反動なのか、かなり遊んだ感じというか、遊び過ぎというか・・・(笑)。好き嫌いが分かれる部分はあるかも。4の「アトランタ・テクノ」なんて、ジュリアナな当時ですら、立派にちょい恥ずかしい「痛ミックス」だったと、私は思うんですが・・・まぁでも、これは、けなしているわけではなくて、そういう弾けたミックス──クラシックな芸術家であるMJのアルバム本編には、ある意味、絶対に入らないような、たまには痛い「チャレンジ」な、フロア向けミックス──そういうのを聴けるのもまた、リミックス集の良いところなワケで。 ・・・なんて書くと、なんだか「アトランタ・テクノ」がすごく変なトラックみたいな言い方ですが、別に、そこまで変ってわけでは・・・普通に、オーケイ、大丈夫なかっこいいトラックですよ!!ちょい、ジュリアナなだけ・・・ 日本盤 マイケル・ジャクソン JAM ザ・アップタウン・リミックス ( カタログNo. ) 1992年11月1日リリース 定価 ¥1800 1. JAM [ロジャーズ・ジープ・レイディオ・ミックス] 2. JAM [テディズ・JAM] 3. JAM [モア・ザン・イナフ・ミックス] 4. JAM [アトランタ・テクノ・ミックス] 5. 今夜はドント・ストップ [マスターズ・アット・ワーク・リミックス] 出たな、アトランタ・テクノめ。根は悪い奴じゃないんだけどね。 『今夜はドント・ストップ』・・・邦題も最高にイケてるおなじみの曲、マスターズ・アット・ワークは、オリジナルの明るく、どことなく可愛らしい感じを活かして料理。素材もリミキサーも、ジャジーな根幹がしっかりしているので、何をやらせても安心感があります。 日本盤 マイケル・ジャクソン JAM ザ・ダウンタウン・リミックス ( カタログNo. ) 1992年11月1日リリース 定価 ¥1800 1. JAM [ロジャーズ・クラブ・ミックス] 2. JAM [シルキー7インチ] 3. JAM [E・スムーヴズ・ジャジー・JAM] 4. JAM [ザ・ヴィデオ・ミックス] 5. 今夜はビート・イット [モビーズ・サブ・ミックス] メインのカラーがオレンジ色なのに対し、ダウンタウン・リミックスは少しブルー調のジャケット配色。 オマケはおなじみ、『Beat It』ですけども・・・ところで、どこから沸いてきたのか、なぜか邦題には「今夜は」が付くところが80年代。「今夜はビート・イット」って、真面目に、どういう意味ですか?(笑) 冗談さておき、モービーの手にかかれば、簡単にずらかりそうには無い、悪そうなキレたミックスの出来上がり、これもリミックスの中では割と有名トラックになりました。また後ほど、別のマキシにも収録があります。 ヨーロッパ方面では、7mmの厚さのスリム・ケースに入った「マキシ・シングル」として、こちらの盤が登場。 オーストリア盤(UK・ヨーロッパで流通) Michael Jackson JAM (5099765836028 /カタログNo. 658360 2) 1992年リリース 定価 ? 1. JAM [7” Edit] (4:05) 2. JAM [Roger’s Jeep Mix] (5:54) 3. JAM [Atlanta Techno Dub] (6:06) 4. WANNA BE STARTIN' SOMETHIN' [Brothers in Rhythm House Mix] (7:40) オススメ指数 収録内容充実度・・・★★★★☆ ジャケ買い度・・・★★★☆☆ レア度・・・★★★☆☆ 価格・・・やった!欧州市場では、月600円のお小遣いでも楽に買えそうな情勢です。日本までの送料込でも1000円以内でOK。 総合点・・・★★★★☆ 「オリジナル・バージョン(短縮)」+「リミックス2トラック」+「カップリング1曲」という4トラック盤。マキシシングルとして、折り目正しいごく標準的なボリュームといえます。 あ!また、アトランタ・テクノ野郎!しかも、こっちは、アトランタ・テクノ・ダブ!(笑) ちょっと違うんです。ダブの方がさらに、さらに、倍、攻撃的。ここまでくると、もう、はっきり言って、JAMなのかどうかさえも、よく分からなく・・・・・・ でも、どうせやるなら、私はこっちの方が好きですね。 この盤に登場のクラシック曲は、『WANNA BE STARTIN' SOMETHIN'』。この時代ならではの、クセのないストレートなハウス・ミックスになってます。マイケルのメドレーの中で、このトラックの一部が使われているのに聞き覚えのある人が、もしかしたら多いかもしれません。 というわけで、『JAM』の、全・公式ミックスは以下。 Album Version 7” Edit EU 7” Edit Without Rap Radio Edit Radio Edit Without Rap Teddy’s Jam Teddy’s 12” Mix MJ’s Raw Mix Roger’s Jeep Mix EU Roger’s Jeep Radio Mix US Roger’s Jeep Dub Roger’s Club Mix US Roger’s Club Radio Mix Roger’s Club Dub Roger’s Underground Mix Roger’s Slam Jam Mix The Acapella Mix Percapella Silky 7” US Silky Dub Silky 12” Atlanta Techno Mix US Atlanta Techno Dub EU More Than Enuff Mix More Than Enuff Dub E-Smoove’s Jazzy Jam Maurice’s Jammin’ Dub Mix The Video Mix New Edit Version (ボックス・セット『VISIONARY』収録) ますます多いなぁ。しかも、これらはすべて、「公式」、つまり、堂々と世の中に出回っているものだけでこれだけあるということです。『JAM』に関しては、テディ・ライリーのマスター・テープの流出により、さらにの多数の「未発表・非公式」ミックスの存在が知られています。(当サイトでは、基本的に、一切の「非公式」モノの話題を除外。) のミックスは、アルバム『DANGEROUS』収録おなじみのオリジナル・バージョン。は上に紹介した日本盤、USはアメリカ盤、EUは欧州盤に入っているミックスです。・・・もう、全部集めよう!とか言うのはオトナ気ないのでやめました(笑)。 それから、『OFF THE WALL』から『THRILLER』時代の、「クラシックMJナンバーの最新クラブ・ミックス」というのが、エッジのある新鋭リミキサーたちを起用してこのあたりからたくさん創られるようになっていきますが、こつこつとシングルを買っていると、それらが自然と集まり始めてくるのがまた、楽しい所です。 |
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