
アルバム『DANGEROUS』からの・・・本国アメリカではこれが第5弾のシングルカットで、イギリスなど他のいくつかの国々では順番が少し前後していて、これは第6弾のシングルとなっています。
全米チャートでは、R&Bシングル・チャートで62位、総合のHOT100チャートで27位を記録。マイケル・ジャクソンの、全生涯のうちでも最も重要なこの1曲に、その順位

と思われるかもしれませんが、アメリカのチャートでは、こういった崇高なメッセージ・ソングは、「わかりやすくラジオ乗りの良い男女のラブソング」に比べて、少し敬遠される傾向があり、これはヨーロッパでのヒットの傾向と大きく異なる点です。(顕著な例として、『
HISTORY』の時期に、アメリカでは『YOU ARE NOT ALONE』が記録的なヒット曲になりましたが、ドイツやイギリスなどの欧州諸国では、環境を憂えた『EARTH SONG』が熱烈に歓迎され、マイケル史上、欧州で最も成功したシングルになっています。もちろん、そういった傾向は一概には言えず、『MAN IN THE MIRROR』のように、逆のチャート・アクション(米で1位、英で21位)を見せた曲もあります。)
よって、全英チャートでは元気よく2位まで上昇。ちなみに、この時に1位の座を占拠していたのは、ホイットニー・ヒューストンのモンスター・ヒット、エンダ~~~~~

『I WILL ALWAYS LOVE YOU』なので、2位とはいっても、このUKチャートの反応は十分に大きなものだと言えるでしょう。