
本

の分野で正規に「マイケルの作品」と呼べるもの、つまりマイケル・ジャクソン本人が著者として出している本には、自叙伝『Moonwalk』と、詩・写真集『Dancing the Dream』の2冊があります。
『Moonwalk』の初版は1988年、『Dancing the Dream』の初版は1992年で、どちらも当時、日本語翻訳バージョンが出ました。
(『ムーンウォーク』田中康夫・訳、『ダンシング・ザ・ドリーム』湯川れい子・訳。元の英語で味わうのが一番だと思いますが、翻訳の質も好評だったように記憶しています)
毎度偉そうなことを書き散らしておきながら、実はミラは、この超重要な2冊を今まで自分で持っていませんでした。というのは、ファンになりたてだった92年当時、ミラはまだ小学生で、とても欲しかった本でしたが、日本語版『ダンシング~』は定価が4000円くらいと高く、自力で購入出来ませんでした。今と違って、ネットで洋書を簡単に注文できる時代でもありませんでした。ようやくお小遣いが溜まった頃には、すでに絶版

となっていて、悔しくて図書館で借りて詩を暗記するくらい愛読したものです。『ムーンウォーク』も図書館で読みました。「愛は所有することじゃないんだね」という、マイケルの歌詞の言葉を苦々しく噛み締めながら・・・!
今年、こんな機会でというのは本当に悲しくてなりませんが、ひとつの作品としての『Dancing the Dream』ファンとしては、再販をずっと期待していたので、ようやく手に取ることが出来て嬉しい。マイケル、この本を手に入れるのに、ミラ17年かかったよ!w
個人的に想い入れの深い1冊

ということもあり、今日はこの本をご紹介します。