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| | 【2017/10/20 12:17 】 TOP▲
Michael Jackson: A Visual Documentary 1958-2009
ビジュアル・ドキュメンタリー 

90年代に世界中のファンの心をつないだUKのマイケル専門雑誌『Off the Wall』の創刊者として以前にもコチラの記事でご紹介した、エイドリアン・グラントの最新エディション『Michael Jackson: A Visual Documentary 1958-2009 The Official Tribute Edition』が届きました。
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ビジュアル・ドキュメンタリー

この本はどういう内容かというと、ごく明解。
○月○日、マイケルはどこそこで××した。

ひたすら、時系列で出来事、事実を積み上げていきます。そして、関連する資料(スピーチやインタビュー、声明文、各国でのチャート・アクション、写真、手紙、当時の雑誌の実際の記事など)が提示されます。

ビジュアル・ドキュメンタリー

とにかく、圧倒的な情報量。
エイドリアンとチームの、執念ともいえる凄まじいリサーチの結晶です。

前にも書きましたが、エイドリアンは筋金入りのマイケルファン、マイケル・サポーター、そして友人です。凄まじい情報量とは言っても、マイケルのプライバシーを興味本位で暴露するものではありません。むしろ、エイドリアンがこの本で一番言いたいことは、「さぁ、これが、みんなの目の前でマイケルの50年に起こった実際のことだ。あなたはどう思う?」

UKはアメリカと並んで、「ゴシップ馬鹿タブロイド紙」大国です。ダイアナ妃を失い、マイケルを痛めつけてきた事実があります。同時に、ファンは、そういったもはやメディアとは呼べない邪悪勢力に対して、声を上げ、活発に抗議活動を行ってきました。タブロイド不買、無視の姿勢は基本です。そして、溢れる嘘に対抗するために、より多くの「真実」を発信してきました。

この期に及んで、タブロイドは標的を探しています。優しいお父さんを亡くしたばかりの、まだほんの7歳や12歳の普通の子どもたちを、彼らの餌食にさせては、絶対に、絶対にいけません。

『ビジュアル・ドキュメンタリー』で、出来事の列記のなかに、エイドリアンは一切の私見を挟みません。「カッコいい」とか「偉い」とか「ひどい」とか、いちいち書きません。
淡々と、事実、事実、事実・・・そこからハッキリと浮かび上がってくるのは、「真実」です。

当然のことながら、UKのファンはこの本を大歓迎しているようです。アマゾン他の評価には、「ありがとう!真実が勝つよ!」という声が多数見られます。

ビジュアル・ドキュメンタリー

よくある他の伝記本と違って、こういう形式の本なので、読み物としてはストーリーをなぞりづらいかもしれません。でも、MJのリファレンスとしてここまで完成した本をミラは他に知りません。パッと開いたページのある1ヶ月だけを読んでも何かしら発見があるし、本腰を入れて順序良くじっくり読んでも退屈さはありません。(この凄まじい人生の記録に退屈するとしたら、どうやって生きていけばいいんでしょう?)

マイケル本人が超楽しい人だったのと同様に、エイドリアンやチームにも、クールなユーモアのセンスがあります。
情報の正確さ、公正さを重視することはもちろんですが、そこかしこに滲み出すマイケルへの尊敬とユーモア、それがこの本の記述を、なお信頼せしめる要因になっている気がします。



1958年8月29日 インディアナ州ゲイリーにて、マイケル誕生。
1959年 マイケル1歳、母親キャサリンによる家庭での「歌の集い」にて、最初の音楽的興味を発揮し始める。そこでは『You are my sunshine』や『Cotton Fields』etc. の歌が歌われていた。この習慣は、ジャクソン家のテレビセットが1955年に故障したことから始まった。



ジャクソンさん家のテレビが故障したのは1955年って、どんな細か過ぎるあるある情報だよ・・・とツッコミを入れたくなるほどです。出だしから冴えてます。

こんな凄まじい本がこの夏だけでイキナリ出来上がるはずはなくて、『ビジュアル・ドキュメンタリー』の最初のエディションは、1994年です。その後、リアルタイム・リアルライフのなかでのマイケルの苦楽とともに、『ビジュアル・ドキュメンタリー』は改訂、アップグレードを重ねてきたわけです。以下がその歴史です。
(HISTORYの1冊のみ、番外編的。独占インタビューと写真で構成された雑誌っぽい感じ)




ミラは先日の記事で、「エイドリアンのVisual Documentaryは、ついにこれがファイナル・エディションになってしまうのだろうか・・・」と書きました。たしかに、「1958-2009」という形で、括弧閉じになっちゃった事実は動かないんだけれど、なぜだか、「エイドリアンはこれで終わらない!」って思いました。なぜって聞かれても困るのですが・・・本の内容が尻切れトンボだというわけではないのです。内容は、最後の最後まで本当に充実している。けれど、エイドリアンも、世界中のファンも、心のどこかに「まだ何も終わってないよ!」という気持ちが渦巻いていると思う。だから、ファイナル・エディションは本当はまだまだ先なんじゃないかな・・・そんな気がします。良い意味で。

だから、表紙をめくってすぐのページ、にっこり笑う少年マイケルの写真の下に書かれた言葉は、こうです。

マイケルに捧げる。そして、世界中のすべてのファン・・・
DON'T STOP 'TIL YOU GET ENOUGH!
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| レビュー/本、雑誌 | コメント(2) | トラックバック(0) | 【2009/09/02 14:30 】 TOP▲
豪華写真集Opus、12の言語に対応。イラストを公開。ホーム『Dancing the Dream』、2009年再販バージョン
コメント

英語が・・・

ミラ様
だいぶ遅い朝です・・。
この本買いたいんですが、なにせ英語が・・・。
和訳のは出ていないんでしょうか・・・。
日本語版があったら、マイケルのこと
もっとたくさんの人が理解できるのに・・・。

それにしても
ミラさんのブログは宝箱です!
| ねこまる | | 編集 | 【2009/10/18 11:12】 TOP▲
邦訳版もあるにはあるのですが・・・
【追記】2009年11月、日本語翻訳版が出ることが決まりました。
 マイケル・ジャクソン全記録 1958-2009

ありがとうございます、この本はミラの大のお気に入りですよ
和訳版ですが、たしか、『マイケル・ジャクソン観察日誌』は、同じ本の邦訳版ではないかと思います。90年代半ばに出ていて、廃刊?なのでしょうか、プレミア価格に上がっていますね><
しかも、90年代半ばで終わってしまっているので、その後のドラマを想えば、マイケルの激動の人生を辿るには、かなり不十分だと思います。
それに、資料的な面が優良な本なので、マイケルがどの言葉で何を言ったのか、とか、メディアはどの言葉で何を言ったのか、ということは、原語の方がより正確に伝わるかなと思います。
まぁ、読めなくても写真も豊富なので、楽しめるとは思いますよ!

英語ですが、普通の伝記形式の文章よりも、かえって分かりやすいと思います。箇条書きのような感じで、資料集形式なので。たとえば、この本を元に、気になったインタビューや出来事について、さらに詳しく調べるための基礎資料集になりえると思います(って、どんだけ研究するつもりですか!?w)
あと、マイケルと共に月日を歩んできたファンにとっては、どこを読んでも、「そうそう、こういうこと、そういえばあったよねー!」と、「一人あるある」が楽しめます。楽しい思い出がよみがえって、逆に涙が出るんですけどね。
| 管理人ミラ | 【2009/11/04 17:30】 TOP▲

はじめまして

マイケルジャクソン全記録、邦訳版かったのですがvisualdocumentaryとは内容ちょっとちがうのでしょうか。。
写真があきらかに少な。。

失敗したかな。。英語版のほうにすればよかったー
| せい | | 編集 | 【2009/12/13 10:23】 TOP▲
見比べていないのでわからないのですが・・・
私は元の本(英語版)しか現物を見ていないので、どのくらい違うかは知らないのですが、邦訳版もアマゾンのレビューなどでは評判が良いみたいですね。価格も翻訳版のほうが安く抑えられているみたいですし、どちらを選ぶか(あるいはどちらも買っちゃうとか)は、お好みで、というところでしょうか。。。

どんな本でも、元の原語が読めるなら、元の本が一番良いとは思いますが・・・訳をする段階で、どうしてもズレが出てきてしまうのは翻訳の宿命だと思うので。

あと、なぜかいつの間にかエイドリアン個人のファンにもなってしまった、という人は、英語版がオススメですw なんとなく!!

コメントありがとうございます。参考になります。
| 管理人ミラ | 【2009/12/14 16:00】 TOP▲

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