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| | 【2024/04/25 21:53 】 TOP▲
This is NOT it. マイケル親衛隊ファンたちの証言。
SONYやAEGライヴの欺瞞に対して告発キャンペーンを行っている『This is NOT it』のサイトにて、あらたに「証言」のページなどが翻訳され日本語対応しています。

 This is NOT it ─ 証言

マイケル・ジャクソンの、華やかな面だけを楽しみたい、映画をただ純粋に楽しむ気持ちだけで観る予定だ、という方は、気分を害される内容だということを、あらかじめお伝えしておきます。
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マイケルのファンの誰もが喜んで知りたいと思うような話ではないことは、ミラもよく分かっています。マイケルの傷一つない完璧なイメージを壊そうとするような行為は一切やめて欲しい、完璧じゃないマイケルなんて自分は愛せないから、そもそも興味はないから、という人もいます。こういったキャンペーンに猛反発しているファンは大勢います。なぜあえて、このブログでこうしてご紹介しているかといえば、この手の情報が、日本ではあまりにも紹介されていなさ過ぎると思うからです。

多くの人が、何が起こっていたかはまったく知らずに、「マイケルって最高だね。2週間限定だからチケット予約して、デートで楽しく観よう。ワォ!やっぱマイケル最高!超元気で細くて超カッコいい!あんなに元気なのに、なんで亡くなったのかな?まぁ、スターっていうのは皆、だいたいそういうモンなんだろうね、薬とか何とかで・・・ワンダフルな映画だったね!」──こういうことになるのだと思います。それでも良いのかもしれません。何をどう感じるかは、一人一人に委ねられています。
ミラも、映画は観に行くつもりです。

また、これはミラの意見ですが、このキャンペーンは、チケットやCDを売れなくするため(あるいはその逆)の効果を狙っているものだとは思いません。(実際問題としては、これもまた宣伝効果になるのかもしれませんが、それはあくまで副産物的な効果でしょう。)
また、熱狂的なクレイジーなファンが、やり場のない怒りをSONYやAEG、ケニー・オルテガら周辺人物に証拠もなく八つ当たり的にぶつけているだけだというふうにも、ミラには思えません。もちろん、何かにやり切れない気持ちをぶつけずにはいられないという辛い気持ちはあることでしょう。でも、一番のことは、やはり、

真実を隠して、だまして、金を儲けて、私たちを馬鹿にするのはもうやめて下さい。

ということだと思います。

とはいえ、巨大権力は、いつでもそうですが、「はい分かりました、認めます。」なんて、絶対に自らは言いません。ですから、こちらからも声をあげなくてはいけない時があるんです。

そういう意味で、一連の記事をアップさせて頂いています。

少しだけ、良い面に目を向けてみましょう。「お金のつながりだけで、彼を愛していないハゲタカ軍団」に囲まれて、マイケルは人生の最期の時間を過ごしていた、彼は凄まじく孤独だった。そうかもしれません。でも、同時に、このキャンペーンで証言しているような、あのような切実な手紙を彼に手渡そうとした、忠実なファンたちが確かに、世界中にいたということです。そして、ファンたちは、マイケルに、何があっても自分たちの愛は変わらない、ただそのことだけを分かっていて欲しかったし、もちろんマイケルはよく分かってくれていたと思います。そのことは、単に抽象的な意味でスーパースターを支えていただけでなく、かなり実質的に、精神的・物理的両面で、マイケルの長年に渡る闘いを支えてきたのです。

そういった種類のサポートを、AEGをはじめとする「インダストリー=音楽産業」が怠らずに提供してくれていれば、おそらくは、今ごろ彼ら自身、映画よりもはるかに大きな利益を得ていたのですが・・・インダストリーの最大の損失は、「生きた」マイケル・ジャクソンそのものです。

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| ニュース | コメント(2) | トラックバック() | 【2009/10/26 02:07 】 TOP▲
・・・Is This It?? 2CD『THIS IS IT』、ファン複雑な心境、評価二分。ホーム映画『THIS IS IT』 is NOT it !! 真実を!サポーターの動き。
コメント

悔しいですね・・・

ミラさん、いつも貴重なお話しありがとうございます。

私はミラさんのようにロンドンまで行く気力もなく、ただ遠くから、マイケルの復活と幸福を願っていた、怠惰なファンです。

でも、あの最悪の日から言葉にならない疑問と不安が消えないのです。なぜなのかずっと考える日々でしたが、親衛隊の方々の、身を呈して真実を訴える文を拝見して、不安と疑問の原因が明確になりました。

やはりマイケルは限界まで苦しんでいたんですね!

辛いけど目を背けることはできません。AEGに私たちファンは利用されてしまっていることも事実。

でも映画を見ない事で反旗を翻すのも違うでしょうし、ハンカチを噛みしめてでも、出来るだけ冷静に、映画を見届けるるべきですね。ただその後、帰宅して号泣してしまうと思いますが・・・(苦笑)

マイケルの為に何か出来ることはないでしょうかね?
また、ご意見聞かせてください。

| sun | | 編集 | 【2009/10/27 07:52】 TOP▲
乗り越えていけるはずです
sunさん、はじめまして、コメントありがとうございます!

マイケルに関しては、今になって始まったことではなく、70年代から「どれがホントの情報でどれが偽の噂話か、見分けがつかない」という状況が長く続いてきました。だから、現在でも、人によってマイケルに対して抱いているイメージは十人十色です。みんな、勝手に好きなようにイメージを作り上げている。もちろん、それで良いという面もあるんです。それでファンのみんながハッピーになってくれるなら、マイケル自身、それで良いんだ、とポジティヴな意味での「諦め」のような境地に達していたと思います。
(もちろん、明らかなタブロイド噂話は信じないで!と、いつも叫んでいましたが。)

「処方薬の投与」による悲劇、という部分で、多くのマイケルファンは、とてもショックを受け、混乱したと思います。なぜ?なぜ?全然話が見えない、と。納得しやすいストーリーを何とかして捏ね上げようとして、「一人の医師だけの責任」にしてみたり、「眠れなかった原因はマイケル本人の気の弱さだ」と思い込もうとしてみたり、挙句の果てに「必殺仕事人っぽい謎の暗殺者」みたいなものをイメージする人までいたりします。
そうではなくて、事実はもっと複雑で、大掛かりで構造的な問題だったと思います。そしてその構造は、「2週間限定」「初回限定生産」といった、「ハングリー・マーケット(購買者の渇望感を煽るマーケット手法)」を計画的に作り出す、おそろしく巧妙で洗練された販売手法によって、今も続いていますし、これからもずっと続くのです。

くどいようですが、マイケル自身の、「みんなに楽しんで欲しいんだ」という気持ち、そこには少しも偽りはなかったのです。今日現在でも、みんなを悲しませたいとか、復讐心を抱いて誰かを攻撃すればいいとか、彼がそんなふうに望んでいるとは思いません。
だから、マイケルの歌声を聴いて、今はまだ混乱もあるだろうけど、みんなが「希望を、愛を」そして少しだけ「世界の何を変えなくちゃいけないのか」ということを、感じてくれれば良いと思います。

>マイケルの為に何か出来ることはないでしょうかね?

哲学的な問題ですね・・・!w
何しろ、マイケルはもう・・・もう遅い、などという言い方はしたくないのですが、うーん、今からでも出来ることは、「鏡のなかの自分」に「変わろう」と呼びかけるのもひとつでしょうね。
細かいことで言えば、卑怯者たちが販売する偽のマイケル(たとえば、違法な海賊盤CDやDVDなどや、「コレクターズ向け」などと言って売られる非正規の粗悪品)には絶対に手を出さないこと。「愛は所有することじゃないんだね」、ということを学ぶこと。一時的な欲に惑わされずに生きていくこと。マイケルならどう言うかな?と、ミラはいつもついつい考えています。物を買うとか、そういう面だけではなくて。意識を持って生活していくこと。ちょっと話が大雑把になってしまいましたが><
あと、全然別の方向ですが、マイケルへの溢れる想いをポエムやアートに表現するファンは今も昔も多いですが、そういうことも意外と、マイケルは今でもきっと、喜んでくれていると思いますよ

映画を楽しむことが即、マイケルへの裏切りになるなんてミラは全然思いませんよ!これを読んでいる人は、すでによく分かっていて、マイケルを心底愛していると思うから。いろいろ複雑ですが、マイケルはステージの上で生まれ育って、ステージのために旅立って行ってしまったんだ、ということです。

また長くなっちゃった!読んでくれてありがとうございます。
| 管理人ミラ | 【2009/10/27 22:16】 TOP▲

無題

ミラさん、こんばんは。
はい、乗り越えなければいけませんね、
ほんとうに心のこもったお返事うれしいです!

大がかりな構造的問題があったとのご指摘、納得です。考えてみると、ある意味、マイケルが50歳まで生きてくれた事さえ、感謝しなければいけないのかもしれないですね。どれだけタフだったか。。。

ビジネスの非情さと、マイケルの思想の崇高さは真逆。無念ながら、崇高な理念さえ結局数字に置き換えられるのが常。

しかし、この現実のなかでもマイケルの耀きは更に強くなりますね。だからこれだけ多くの人々が彼を愛し尊敬する。彼の不在であきらかになることばかり!

正直、マイケルから学ぶことが多すぎて、時々ぐったりしてしまいます。

そんなぐったり時が収集衝動に走る「MJファンの魔の刻」かもしれないですね。危ない危ない。苦笑

「愛は所有することじゃない」まさにその通りだなぁ。そして、ミラさんのようなファンがいるなんて、さすがマイケルだなぁと今更感銘しています。

今、彼の謎を解くカギは作品の中にこそあると、一曲づつじっくり聴きなおしています。

確かに、劣化加速中なので、鏡の中の女を直視するのはキツイんですが(笑)変化を諦めず、仕事を通して愛を伝えましょう。

ミラさんがセラピーいるなら、私は入院?
そんな不安を抱き締め、今日映画行ってきます。
また感想など聞いてやってくださいね。
長々ありがとうございました。
| sun | | 編集 | 【2009/10/30 02:10】 TOP▲
「マイケル・ジャクソン緊急外来」は大変混雑しております!
マイケルは、ファンにもすべての苦労を共有させたいなんて少しも思っていなかった、彼はただいつも、「曲を好きになって、楽しんでくれたらいいな」と本当に心から望んでいたと思います。

だから、苦しまないで。
それに、事実、ビックリするような大変なことがMJの歴史の中にはいっぱいあったけれど、It's over!! 終わったんです。彼は、切り抜けた。教訓を忘れろという意味ではなくて、もうマイケル(とファン)は、下らないことの心配をする必要は全然なくなって、歌が残った、ということです。

私もいまだに曲を聴いてて「はっ!あなたスゴイね!」と新たな発見をすることがよくありますw
本当にMAGICだと思う。

コメントありがとうございます!私もいつも皆さんの感想や意見に感激しています
| 管理人ミラ | 【2009/11/01 15:58】 TOP▲

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