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2002年6月15日、ファンクラブMJNI主催の『Killer Thriller』パーティでのマイケルのスピーチです。
SONY(特にそのボスであるトミー・モトーラ)とマイケルの全面対決についてはご存知の方も多いかと思いますが、まったく状況を知らないでイキナリ見るとちょっと引いてしまうかもしれないビデオなので、コチラに一応簡単に状況を説明しておきます。気になる人だけどうぞ。 マイケルがSONYとの対決姿勢を表明した後、ローヤルなファンたちはマイケルと一緒にSONYビルの周りを平和的に過激に取り囲み、デモを実行。ファンクラブがチャーターしたロンドン名物2階建てバスに乗り、マイケル自身もバナーを手に鮮明に抗議を行いました。 そしてこのスピーチは、マイケルが頻繁にSONY批判と業界全体の黒人差別についてスピーク・アウトを行っていた、そういう状況のなかで行われたファン・イベントのなかの一幕です。イベントでは、ファンのイベントらしくダンス・パフォーマンスやDJが行われ、マイケル本人の登場がもちろんハイライトです。 Michael: まず第一に・・・(2:20あたりから、マイケルはイベント出演のパフォーマーたちに名前を挙げて、素晴らしかったよ、ありがとう、などなど、感謝と賛辞を述べる。動画ではカットされている) Michael: ・・・ともかく、まず言いたいのは、僕は本当はたくさん喋りたくはないんだ。本当に喋りたくない。僕は喋るよりパフォームする方がいいよ。 ──MJ、「$ONY KILLS MUSIC(ソニーは音楽を殺す)」と書かれたバナーを見せる。オーディエンスの支持の声。 >> 続きを読む >>
Michael: これだけ言わせて欲しい。偉大なパフォーマーたちの伝統──サミー・ディヴィス・ジュニアからジェームズ・ブラウン、ジャッキー・ウィルソン、フレッド・アステア、ジーン・ケリー。でもストーリーはたいてい同じなんだ。こういった方々は、本当にハードに働いた、そして彼らは気難しく、ストーリーは同じ終わり方なんだ。彼らはたいてい壊されて、ズタズタにされて、たいていただ悲しくて、なぜかと言えばレコード会社が彼らの優位に立っているからだ。本当にそうなんだよ。
そして・・・ソニーは・・・・・・ (オーディエンスからSONYへのブーイング。) Michael: ソニーは──僕はアーティストとしてやってきて、ソニーで僕は、数十億ドルをソニーのために稼ぎ出してきた、数十億をね。彼らはこう思っていたんだ、僕の心はいつも音楽とダンスに向かっている、とね。たしかにたいていはそうだよ、でも、彼らはこうはけっして考えなかったんだ、このパフォーマーが──僕自身が──そこを出ようと思ってたなんてね。 (オーディエンスからの歓声。マイケルコールが沸く。) Michael: だから、僕たちは彼らがやろうとしていることを見逃して好きにさせるわけにはいかない、なぜなら、僕はいまやフリー・エージェントだ。僕はソニーに対してもう1枚だけアルバムの契約を負ってる。それはただのボックス・セットで、ホントに、新曲は2曲だけ、それは僕が何年も前に書いたものなんだ。なぜなら、アルバムのレコーディングのたびに僕は──文字通り、僕はみんなに真実を言ってるんだよ──僕は少なくとも120は曲を書く、僕がやったどのアルバムもね。だから、僕はどの2曲でも提供して、そのボックス・セットは出来ちゃうんだ。 (会場、「SONYよ、ざまぁみろ」のニュアンス。) Michael: で、僕はソニーを去る、フリー・エージェントさ。 ソニーの半分を所有しながらね。僕はソニーのパブリッシングの半分を所有する。僕はそこを去ろうとしてる、それで彼らは僕に対してとても怒ってる、なぜかというと、僕がただ良いビジネスをやったからなんだよ。 男性の声: 言ってやって!マイケル、俺たちにストーリーを聞かせて! Michael: それで、彼らがリベンジする方法は、僕のアルバムを台無しにすることなんだ。でも、僕がいつも言ってきたように、ほら──良いアートは──けっして死なない。 ありがとう、僕は『アンブレイカブル』が好きだよ。 それから、トミー・モトーラは悪魔だ!(ブーイング、最高潮になる。) 今これから言うことは、僕は言うつもりじゃなかったんだけど、でも、みんなにはこれを知っていてもらうよ。(客席を指さして)僕がこれから言うことはビデオテープに撮らないでくれる、オーケイ?オフにして、お願い──いや、やっぱり撮って。気にしないよ。撮ってよ! マライア・キャリーが、トミー(・モトーラ)と離婚した後、泣きながら僕のとこに来た。彼女はひどく泣いていて、僕は彼女を抱いてあげなきゃいけないほどだった。彼女は僕に言った、「これは悪い男よ、マイケル、この男は私をつけてるの」。彼は彼女の電話を盗聴する、彼はとてもとても邪悪なんだ。彼女は彼を信頼してない。彼を終わらせるまで、僕たちはこの運動を続けなければいけない。 偉大なアーティストたちに対して彼がこんなことをするのを許しておくわけにはいかない、僕たちはけっしてそうはさせない。 僕はただみんなに知っていてほしい、みんながやってくれた行動すべてに感謝してる、みんなはアメイジングだよ。みんなはすごく誠実だね!ダイアナ、みんな、ウォルド、ここにいる全員さ!みんな大好きだよ。みんなアメイジングだよ。ありがとう! でも、それでもね、僕はみんなに約束するよ、最高の時はまだこれからだよ! ──マイケル、退場。オーディエンス、MJ支持のコール。 |
無題
どうしてマイケルは怒りを表現する時もこんなに穏やかなんだろう?もっとストレートにSONY を批判してやればいいのに。これだけ人々の支持を集められる力と魅力を神様に与えられた半面、ガラスのように繊細すぎる精神と余りにも脆すぎる心しか与えられなかったような気がする。そこにSONYはつけこんだんだ!! ありがとうございます。マイケルはとても強い心を持っていたんですよ
はじめまして、コメントありがとうございます。asian beautyさんは、マイケルにことを想って怒ってくれていて、彼のことが大好きなんですね!マイケルはあなたのような人にいつも涙を流すほど感謝していますよ
このビデオのMJが、穏やかかどうかという議論はともかくとして・・・まぁ、実際はもっと怒ったり激しい発言をしていたこともあります。(ただ、長年のファンの皆さんにとって(ミラも含め)、今はまだ、耐え難く辛い時期が過ぎてはいないと思います。そんな時に、不必要に復讐心を煽ったり、彼のダメージにばかり目を向けさせるようなやり方は、ふさわしくないとミラは個人的に感じているのです。まずはもう少し、MJの「光」を、しっかりと認識すべきで、「陰謀」だの「裏の真実」だのは、その部分だけをほじって見てもダメだと思っています。そういう意味で、ソースの選択の時点で、ミラもそれなりに「大人の配慮」をしてるんですよ!><) これだけは言わせて下さい。「繊細な精神」は、芸術家にとっては何にも代え難い宝です。マイケルは、真の芸術家です。 そして、彼の「穏やかさ」は、「弱さ」の表れではけっしてありません。まったく逆です。弱い犬ほど下品な声でうるさく吠えます。そして何も解決出来ません。 メディアはマイケルに、間違ったイメージを貼り付けました。それはこういうものです、「彼は反論しない、声が小さい、叩かれても怒れない、なぜなら彼は気が弱くて精神不安定で、心が壊れ易い。だから薬に溺れ、少年愛に走り、肌を漂白し、変な動物を飼い、結果的に50年しか生きられなかった。それは彼の心が、か弱かったからだ」──わかりますよね、すべて、完全に間違いです。 私も大昔、自分がまだ中学生とかそれくらいだった頃、情報もなく、マイケルのことをよく知らなかったので、「なぜ彼は、もっとハッキリ敵を攻撃しないんだろう?やっつけてしまえるだろうに!」と思ったことがあります。 だけど、今は、理解しました。 マイケルほど強い心を持った人は他にいません。嘘だと思うなら、彼のCDや詩や、フィルムをあと1000回、楽しんでみて下さい!w もちろん、歌詞や意味もよく理解して下さい。彼がイエスやガンディーやマンデラ大統領やチャップリンや、他にも多くの立派な人たちから感銘を受け、自分もそれを見習おうと謙虚に努力し、何度も火の中を通り抜けてきた中で、何物にも揺るぎない最強の心を手に入れていたことが知れるはずです。必ず分かります、そしてビックリするはずです。彼の「サイのよろいの皮膚」(この言葉はMJの口癖みたいなものです)は本物です。そしてそれは、彼一人のものではありません。 長くなりました、もっと上手に説明できると良いんですけどね! MJの歌が一番の回答です。 コメント、どうもありがとうございます
| 管理人 | 【2009/11/10 18:07】 TOP▲
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