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| | 【2017/06/23 05:39 】 TOP▲
01年、GetMusic.comによる音声チャット・インタビュー。Part.1
2001年10月26日、マイケルがオンライン音声チャットに登場。電話越しのマイケルが司会者を通してファンからの質問に答えるという形のロング・インタビュー。アルバム『Invincible』のプロモーションの一環で、GetMusic.com と RollingStone.com がチャットのスポンサーです。

時期で言うと、9月にNYで30THアニバーサリー、直後に9・11のテロ、10月21日にマイケルが中心となった9・11チャリティのイベント「What More Can I Give」、そしてこのチャット、インヴィンシブルのリリース及びサイン会イベントetc・・・というような、あいかわらず忙しい時期です。

本人いわく、「風邪気味で鼻をすすっている」ということで、全体的にそれほどテンション高くはありませんが、大好きなジェームズ・ブラウンの話になると若干浮かれます。また、アルバム『Invincible』の売込みを自ら積極的に「僕なら5枚買っちゃうけどな」とプッシュしたり、レコーディング中の思い出が「風邪ひいたこと」だとか、曲のインスピレーションは「森で木に登る」だとか、戦慄の天然発言満載のファンタスティックな長話となりました。

Part.1


Anthony: こんにちは皆さん、Anthony DeCurtisです。今夜はスペシャル・イベントです。キング・オブ・ポップ、ポップミュージック史上最高のアーティストの一人、マイケル・ジャクソンが参加してくれます。10月30日に新作『インビジブル』(注・・・司会者痛恨の言い間違い。正しくは『インヴィンシブル』)のリリースが控えています。詳しくは Michaeljackson.com、また getmusic.com で予約可能です。マイケル、お話できて光栄です。

Michael: こちらこそ。
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Anthony: 新作についてお聞きしたいのですが、6年ぶりのニュー・アルバムです。今でも新作リリースの時は興奮しますか?あなたは長年に渡りたくさんのことを成し遂げてきたわけですが、どうでしょう、今でも例えば、「ワオ、みんなどう思うかな」とか、期待のようなものを感じますか?

Michael: そうだね、近いかな・・・誕生の過程みたいだね。子どもを持つような感じだね、子どもを育てて、世の中に送り出すような。ひとたび社会に出たら、子どもたちは自立する。だからとてもエキサイティングだよ。つまり、慣れてしまうってことはないんだ、けっして。信じられないようなプロセスだよ。でもそれは神の手に委ねるんだ、子どもを持つのと同じようにね。

Anthony: なるほど。すでにインターネット上でファンから質問が溢れるように来ています。Electric Eyesさん男性、「マイケル、あなたは僕にとって史上最高のアーティストです。ニュー・アルバムのなかでお気に入りの曲は?」

Michael: ニュー・アルバムのなかでお気に入りの曲・・・2曲選んでもいいかな?

Anthony: えぇ、どうぞ。どんなふうにでも、あなたの好きなようにやって下さい。

Michael: うーん、たぶん・・・『Unbreakable』・・・3曲選ぶよ、『Unbreakable』、『Speechless』、そして『The Lost Children』。

Anthony: それらの曲についてもう少しお聞きしましょう、どんな仕事ぶりとか・・・特別ゲストや新しいプロデューサーがいたんでしょうか?あるいは、どのようにそれらの曲を書いたのかとか。どんな感じ?

Michael: そうだね、曲を書く過程については説明するのが難しいんだ。とてもスピリチュアルなことだから。うーん、本当に神の手に委ねられていて、まるですでに曲は出来上がっているみたいな。それがホントの本当だね。まるで、曲は生まれる前から完全に書き上がっていて、僕はそれを世に送り出すための媒体に過ぎないような。本当にね。なぜならそこには・・・曲は完全な形で天から降りてくるんだ。あまりあれこれ考える必要はない。だから僕は時々、自分の名前を付けるのも罪な気がするよ、僕が書いた歌だとか、僕が作曲した曲だとか。実際、僕が書くし、僕が譜面にして歌詞をつけてメロディを作るんだけど、それでも・・・神さまの仕事だよ。

Anthony: カナダのサマンサ、「『インヴィンシブル』のサウンドをどう説明しますか?このアルバムには他のジャンルを盛り込んでいますか?」

Michael: サウンドは・・・音的には、僕らは常に新鮮で緻密なものを追求してるんだよね。最高のサウンド、最高のエンジニア、最高の専門技術者たち。それからもちろん、僕はこのアルバムを、あらゆるスタイルの素晴らしいメロディの集合体にしようとしたんだ。僕はどんなタイプ、どんな形の音楽も類型化したりブランド化したりするのを信じないからね。偉大なアーティストは創り出せるべきだと思うんだ、どんなスタイルでも、どんな形でも・・・ロックからポップ、フォーク、ゴスペル、スピリチュアルまで、ただ素晴らしい音楽、どこでも、誰でも歌えるようなね。アイルランドの農夫から、ハーレムでトイレ掃除をするレディまで。みんながその曲の口笛を吹いたり、ハモったりできるっていうことが、一番大事なことなんだ。

Anthony: あなたは制作中に、他の人の音楽やラジオやCDを聴いたりしますか?それとも、他の音楽はすべてシャットアウトして集中する?

Michael: 僕はとても・・・僕はいつもラジオやクラブで何が起きてるのかは把握してるよ、人々が何を聴いてるかということをね。みんなは僕がネバーランドに住んでると思っているけどね──そりゃ精神的には僕はいつでもネバーネバーランドだけれど──常に接点を持ってるよ。常に音楽の世界で何が起きているか分かっている、いつでも。アメリカだけじゃなく、海外もね。世界中のだよ。それで、僕は制作に入る時は・・・僕は自分が今どきの音楽にそれほど影響されるとは思わない。僕は心の中で考えることを形にするだけなんだ。とてもオリジナルなんだ。僕は可能な限りオリジナルであろうとしてる。僕は『よし、この曲をグレイトなR&B、あるいはポップソングにしてみせる』なんて言わないんだ。ただ、グレイトな曲を作りたい。

Anthony: 曲そのものが自然と形を成すというような?

Michael: そう、そうだね。

Anthony: さぁ、ネット上ではあなたにたくさんの愛を捧げている Amber からの質問。「『You Rock My World』の撮影は楽しかったですか?」

Michael: イエス、すごく楽しかったよ。みんな夜遅くまでかかって、大変だったけどね・・・(笑)・・・セットではすごく良いスピーカーで大音響を聴いて、楽しかったな。僕の好きなことの一つなんだ、本当に大きな音で音楽を聴くのが。大音響で音楽を流すのが好きだから。つまり、ほら・・・インターネットの小さなスピーカーで何かプレイしても、パンチがない。 だからCDを買わなくちゃ。パンチを本当に味わうには、CDを買って聴かなくちゃね。大違いだよ。全然違う。比べ物にならない。CDを買うのが一番だよ。小さなシステムじゃ音のすべてを聴くことができないんだ。

Anthony: じゃあ、セットの外でも、あなたは好きなだけ大音響にできる?

Michael: 好きなだけね。

Anthony: いいですね(笑)。さて、カナダの Mathew からです、「MTVで『Ghosts』を見ました。いつもながら、あなたは素晴らしい。マイケル、アメリカでこれをDVDリリースする予定は?」

Michael: イエス、『Ghosts』のメイキングも含めて完全な形になったらアメリカでDVDとしてリリースされるよ。あれは僕が今までやってきたなかで一番のお気に入りの一つなんだ、長年の僕の夢だったからね。恐怖と同時にコミカルな、そういうものを作ること、そして、そのすべての要素が、ただ楽しい、というような。だって僕は、寝る時に怖くなるほどみんなを怖がらせたくはないから。ユーモアを少し織り込みたいんだ。笑いあり、涙あり、さ。楽しいんだ。このゴーストたちは、本当は怖くないんだ、面白いんだよ。天井を歩いたりね。それを小さい子たちも笑うんだ。楽しいゴーストなんだよ。僕らは怖がらせたくはないんだ。だけど、登場人物の太っちょの市長、彼は僕の家に来て僕を非難するんだけど、彼のことは怖がらせるんだよね。
(注・・・『Ghosts』1997年オリジナル。日本ではVHSでのスペシャルBOXセットでリリースされましたが、2009年現在、DVD化は実現されていません。海外ではビデオCDやDVDが出回っていますが、方式やリージョンの違いがあり、再生可否に注意。くれぐれも、せこい業者のテレビ録画粗悪品にオークションなどで手を出すのはやめましょう。恥ずかしいことです。)

  

Anthony: なるほど。Cloudlee2000の質問です、「なぜ『インヴィンシブル』というタイトルにしたの?」

Michael: そうだね、『Invincible』は・・・ピッタリの名前だと思うね。アルバムからのカットの一つだし、僕はずっとアーティストとして・・・自画自賛するわけじゃないけど、ギネスブックがつい最近も僕を載せたんだよね、最も長くキャリアを維持し続けているアーティストとして。小さい頃から今現在まで、ナンバー1になるようなヒット曲を作ってる。誇りに思うし、天から選ばれたんだと名誉に思うよ。何であれ、Invincible(=無敵、揺るぎない)であること、ひたすら成長し続けること、人々に奉仕することは名誉なことだよ。人々に素晴らしいエンターテインメントを提供するんだ。

Anthony: さて、音楽業界では、新譜発表までの間が長くなると、リスナーの注目が切れてしまう、待ちきれずに他へ行ってしまうなどとも言われます。『Invincible』に時間をかけていた間、そういうことを心配しましたか?それとも、ファンの土台はずっと待ってくれていて、むしろ今までより強固なものになると信じていた?

Michael: 僕は・・・その質問への答えはノーだね。僕はそういう心配はしたことがないし、考えたこともなかったよ。だって、もしも音楽や映画が真にグレイトだったら、みんなそれを観たいと、聴きたいと思うから。たとえどこにいて、どれだけの間遠ざかっていて、どんな状況だったとしてもね。素晴らしいものは素晴らしいんだから、もし本当に良い仕事をしたなら、みんなそれを聴きたいと思うはずだ。またはそれを観たいとね。だからそれは関係ないんだ、本当に。革新者、パイオニアでいる限りはね。そしてそれが一番大切なことだよ。みんなが聴きたいと思うものを創り出さなくちゃ。

Anthony: 次は、Slimslady420US の質問。「『Invincible』のなかで最も個人的な関係の曲は?」

Michael: うーん・・・・・・『Unbreakable』。

Anthony: その曲についてもう少し聞かせて下さい。もう2,3回その曲について言及してますね、すごく気になるな。

Michael: 僕はたぶん、数少ない一人なんだ、ショービジネスのなかでホントにたくさん出来事のイン&アウトをくぐり抜けてきた者のね。僕は地獄を見てきてるんだよ。正直言って、僕は今もやりたいことが出来るし、何も僕を止めることはできない。誰も僕を止められない、何であろうとね。僕は自分でストップする時だけ止まるんだ。つまり、僕が言ってるのは、ほら、何があろうと僕は前へ進み続けるってことだよ。

Part.2 へつづく 
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| 発言、インタビュー/音声あり | コメント(1) | トラックバック(0) | 【2001/10/26 23:02 】 TOP▲
2001年、TV GUIDE インタビュー。Part.3ホーム01年、GetMusic.comによる音声チャット・インタビュー。Part.2
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無題

こんにちは。 今回、このページを見させていただきました。マイケルジャクソンの「幻」のショートフィルム「ゴースト」のDVDがアメリカでリリースされたようですが…まだ、この日本ではDVD&ブルーレイ化されていないので、そこが本当に残念で仕方ないです。またこの「ゴースト」のDVDが違法コピー(海賊盤)で出回ってしまっているのです…。なんとかちゃんとした「正規品」で、出してもらいたいですね。でもためになりました。ありがとうございました!!
| ── | | 編集 | 【2011/09/20 17:00】 TOP▲

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