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| | 【2024/03/28 20:08 】 TOP▲
01年、GetMusic.comによる音声チャット・インタビュー。Part.5
Part.5


Anthony: 次はオランダの Margaret さん26歳女性からの質問、「『メン・イン・ブラック2』に出演というのは本当ですか?サウンドトラックのレコーディングは?」

Michael: サウンドトラックをやることは考えてないけど、僕は・・・ゲスト出演したんだ、カメオ出演をね、『メン・イン・ブラック2』に。パート3もあるかなって期待してるんだ。すごく面白いし、エキサイティングだよ。僕の史上最高お気に入り映画の一つだね。僕は大の『メン・イン・ブラック』ファンだよ。大好きなんだ。
(注・・・エージェントM!やっぱり!!)

Anthony: えぇと、あなたは現在・・・『The Nightmare of Edgar Allen Poe』を制作中だとお聞きしてるんですが、それについて少し話せるかな?

Michael: そう、進行中なんだ。アメリカの偉大な作家、エドガー・アラン・ポーについての作品だよ。

Anthony: 彼自身、怖い感じの人物ですよね。

Michael: 彼はとても悪魔的で、とてもダークで・・・でも彼は天才なんだ、で・・・だけど、彼自身の個人的な生活の面ではとても興味深い、そのことについての話なんだよね。彼はどのように・・・ああいった独創的な作品を彼に書かせたのは何だったのか。すごい物語だ。でも・・・・・・というか、ともかく、ファンには心得ていて欲しいな、タブロイドは全部アウトだって。タブロイドで読んだことは何も信じちゃいけない。あれはゴミだし、クズだ。僕らはタブロイドを大きな山みたいにして燃やすべきだよ。ホント、燃やしちゃえ。
(注・・・マイケルが映画『The Nightmare of Edgar Allen Poe』を制作・主演するのではないかという話は、公式発表ではなく、芸能ゴシップ雑誌によるレポートによって噂されていた話だったため。)
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Anthony: 我々はマイケル・ジャクソンの口からそれを初めて聞いたわけですね。

Michael: あんなもので時間をムダにしないで。馬鹿げてる。

Anthony: Rapmaster JA さん、ホントの名は Jason、イリノイから、「マイケル、あなたは史上最高のアーティストです。ムーンウォークはどういうふうにやるの?最高にカッコいいムーヴです」

Michael: まいったな、電話で説明するのは難しいよ。僕は身体を動かしたりダンスが大好きなんだ。あれは前に歩きながら同時に後ろに歩くんだけど、ただ歩くんじゃなくて、ベルト・コンベアーの上にいるみたいな感じで。それで・・・うーん説明しにくいな。もし僕と同じ部屋にいたら、僕が指とか足でどうやるのか見せてあげるんだけどね。『JAM』のビデオの終わりの方を見れてくれれば、僕がマイケル・ジョーダンにやり方を教えようとしてるよ。僕が(ムーンウォークのやり方を)見せたのはその時だけだと思うな。

Anthony: Mark the Shark さんの質問、「『Smooth Criminal』での傾く動きはどうやっているの?」

Michael: オー、『Smooth Criminal』ね。あれは・・・あれは撮影の半ばだったんだけど、あれは・・・あれはまさにあの時、僕が振り付けしたんだ。出来上がるのに1時間かかった。限界まで傾くっていう特殊効果なんだよね。あとは流れ作業だ。

Anthony: 次はカナダのトロントから、Glenn の質問。「パフォーマンス中、特別なスピリチュアルなエネルギーを感じますか?高次元の力とつながっているように感じますか?なぜならこれは、あなたのパフォーマンスを見て多くの人が感じることです」

Michael: まさにその通りだね、高みの存在とつながり、その瞬間、一体となるんだ、スピリットとね。宗教的な何かとかそんなつもりじゃないんだけど、とても崇高な・・・宗教にとても近いけれど、これは神さまが与えてくれた贈り物で、僕はただそれをやっているだけなんだ。僕はそれを与えられたことをいつも光栄に思ってる。観客と一つになれることは楽しいし。一体感だよね。

Anthony: あなたの話を聞いて思い出しました、あなたの音楽を聴いてその中に引き込まれ、自分が消滅するような感覚を。本当に神秘的な感覚です。

Michael: ありがとう。

Anthony: さぁ、Charlie が送ってくれた質問です、「あなたが人生で成し遂げた最も誇りに思うことは?」

Michael: 本当に本当に小さい時からの僕の最大の夢のひとつはね・・・7歳くらいの頃かな、僕はいつもギネス・ブックを買っていたんだよ・・・(笑)ほら、もう答えはどうなるか分かるでしょ?僕は、「ふーむ、僕は踊って歌うのが大好き。いつかこの本に載ったらいいな」って言ってた。僕はそれが可能だと信じていたし。だから、『スリラー』が史上最高セールスのアルバムになって、それがギネス・ブックに認定された時、それから、たくさん他の記録も・・・ほら、僕はもう7回いろんな記録で載っているんだ。僕の人生で一番幸せな時だったな。すごくハッピーだったよ。

Anthony: そういうふうに子どもの頃から自分の夢や可能性を信じて続けてこられた背景には、どんなものがあるのでしょう?

Michael: 両親のおかげだよ、自分自身を信じて自信を持つようにと、いつも僕たちに教えていたんだ、何をやるにしても。たとえ床掃除でも壁を塗るにしても、他の誰よりも世界一立派にやるんだ、それがどんなことであっても、とね。一番になれ、そして他の人を尊敬し、自分自身に誇りを持つこと・・・そして高潔であれ、ってね。

Anthony: なるほど。さて、あなたは長年レコードを作り続けてきたわけですが、あなたが見てきた音楽の最大の変化といえば何でしょうね?

Michael: 最大の変化?

Anthony: えぇ、音楽業界や最近の音楽で、何が変わったと思う?

Michael: そうだなぁ・・・みんなラップがこれほど長続きするとは思っていなかったと思うんだよ。進化を続けているし──今はよりメロディアスになって、より受け入れられ易くなっている、なぜならメロディはけっして死なないからね。けっして死なない。そしてリズムは──よりリズミックになっているよね。みんな踊りたいからだよ。人間の本能なんだ。生物学的なことだよ。僕たちの細胞はビートを聴けば踊り出す。1歳の子どもでも音楽を聴けば踊り始めるんだ。どこで覚えたんだい?生理的なものだからさ。耳で聴こえたものだけじゃなくて、それは感覚なんだ。音楽が流れると、草も木も花も・・・みんな音楽から影響を受ける。より美しく活き活きと生長するんだ。音楽はとても重要でパワフルなものなんだ、宇宙の全惑星が音楽を奏でる。「The music of the spheres=天上の音楽」(注・・・古代に天体の運行がおこすと考えられた音)と呼ばれるものなんだ。それぞれ違った音を奏で、ハーモニーを生み出すんだ。つまり、僕らが宇宙と呼んでるものの中にさえ、ハーモニーは存在するんだ。

Anthony: オランダの Femka からの質問、「『Off The Wall』から『Dangerous』、どれもスペシャル・エディションが大好きです」、彼女はあなたが大好きなんですね、「『Invincible』はなぜ色違いで発売に?」

Michael: ファンにコレクションして楽しんで欲しかったから。(色違いジャケットは)たしか限定盤だと思うんだけど。僕が大好きなアルバムがあったら、僕はそれを5回買うだろうね、たとえ同じジャケットのを持っていたとしても。5倍、そのアルバムがすっごく大好きだから。つまり、こう考えてみてよ、もしそれが色違いのジャケットで出たら、僕ならさらにもう5枚、余分に買っちゃうだろうね(笑)。写真や色でちょっとした変化をファンに楽しんでもらいたかっただけなんだ。それが理由だね。

Anthony: TJ さん17歳、オーストラリアから、質問は「あなたは僕のヒーローです、世界中のたくさんの人々をインスパイアするあなたの能力をどう説明しますか?」

Michael: 僕はただ自分のすることをしているだけで、それが好きなんだ。僕は芸術が好きだし、何でも好き、どの芸術もね。インスパイアしてくれるものなら。僕はこう感じる、僕は・・・僕は自分の仕事をしてる、そのために自分はこの地上にいるんだっていう使命だね。僕はファンを愛してるし、子どもたちを愛してる、赤ちゃんたちを愛してる、それらが僕にインスピレーションを与えてくれるんだから。 子どもたち、赤ちゃんたち、ファンのみんな。大好きだよ。

Part.6 に続く 
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| 発言、インタビュー/音声あり | コメント(0) | トラックバック() | 【2001/10/26 18:42 】 TOP▲
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