アメリカの雑誌『EBONY』の表紙をゴージャスに飾ったマイケル、2007年冬のホリデーシーズン前の特別号。
ニューヨークのブルックリン・ミュージアムで行われたフォト・シュートと独占インタビューによる22ページのマイケル特集。姉妹誌『Jet』の表紙にもこの時に撮影された金色マイケルが登場しました。 雑誌の発行の後には、EBONY/Jetウェブサイトにも、ゴージャスなマイケル特集ページがアップされました。写真、インタビュー音声、エディターが答えるQ&Aなど、盛りだくさん。雑誌を購入し損ねた人も、必見。 「質問;マイケルはシャイな人だった? 編集者答え; ノー、驚いたことに、彼はとてもシャイというわけではなかった。仮面に覆われてるわけでもなく、質問にダイレクトに答えてくれた」・・・・・・などなど、「EBONYだからこそ」の内容です。 http://www.ebonyjet.com/michael_jackson/ ぜひ、07年のマイケルのインタビュー音声を聞いてみて下さい。あれ、インタビューは苦手って言ってなかったっけ?というくらい、ノリノリで喋っていて楽しいです。 |
Part.1 からの続き Part.2
インタビュー音声「Friendly Competition」 Michael: 彼(クインシー・ジョーンズ)と一緒になって最初のが『オフ・ザ・ウォール』、僕らの最初のアルバムで、それでロッド・テンパートンがスタジオにやって来て、彼はこの必殺の──彼は小さなドイツ人で、ドイツのウォルムスから来た人なんだ──彼はこういうのを持って来たんだ、(『Rock With You』冒頭ビートを軽快に口ずさむ)「ドゥープダカダドゥー、ダカダカダドゥー」、こういう、『ロック・ウィズ・ユー』のメロディーとコーラス全部を持って来た。ワ~ォ!それを聴いた時、僕は言ったよ、「オーケイ、僕も本気で仕事しなくちゃ」。だから、ロッドが何か出してくる度に、僕も何か出して、僕らはちょっとフレンドリーに競争してる形になったわけさ。そういうふうに仕事するのは大好き。ウォルト・ディズニーがどうやっていたか読んだことがあるんだけど、彼らはバンビや何かアニメをやるとしたら、部屋の真ん中にシカを置いて、アニメーターに競争みたいなことをさせるんだって、色々なスタイルで描くというようなね。ウォルトが好んだみたいに、スタイルを持った人なら誰でも、そういうのを選ぶだろうね。競争みたいなことをする、それはフレンドリーなものだけど、競争なのさ。より高い試みを生み出すから。そんなわけで、ロッドが何か持ってくれば、僕も何か持ってくる、で彼はまた何か持ってきて、僕は別の何か持ってくる。そういうワンダルフルなものをクリエイトしたんだ。 |