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| | 【2025/01/16 18:53 】 TOP▲
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Part.2 からの続き Part.3
TV Guide: 第1弾ビデオ、シングル『You Rock My World』の、これは実際、15分の短編映画ですね。ギャングスターのテーマはどのように思いついたの? Michael: さあねぇ──ただ、アイデアが偶然わいたというか。キューバでね。暑い夏の夜。ヤクザが経営してるクラブ。(MTVは)ロング・バージョンを放送してくれたらいいのにと思うよ。短いバージョンは僕は全然好きじゃない。十分に楽しめないよ。 >> 続きを読む >>
TV Guide: ビデオの製作過程に、あなたはどのくらい参加しているの?
Michael: マイケル・ジャクソン、と言うと、人々はいつもエンターテイナーを思い浮かべるよね。僕が曲を書くという事実を、彼らは考えない。自慢しようとしてるわけじゃないけど、僕がそれらの曲を書くんだし、僕が(ビデオの)監督を大いにやるんだ。(若い世代のアーティストたちは)そういったことに意識が向いていないんじゃないかと思うし、そういったことが彼らのために刺激になるだろうと思うよ。 TV Guide: このビデオの製作中、あなたは「これを『スリラー』と同じくらい良いものにしたい」と思いましたか? Michael: ノー、制作にかけられる時間がないということが分かっていたから。次回作はもっと良くなるよ。 TV Guide: 子どもたちにはMTVを見ることを許していますか? Michael: ある程度の年になれば見せるだろうけど、今はまだ。15歳か16歳くらいにならなくちゃね。 TV Guide: あなたはテレビを見るの? Michael: 僕はPBS(ミラ注・・・アメリカの公共放送組織。公共性の高い教育番組中心)、ディスカバリー・チャンネル、『ザ・シンプソンズ』が大好き。『セサミ・ストリート』が大好き。何時間でも見ていられるね。でも、僕のお気に入りの番組は『マルコム・イン・ザ・ミドル』だな。僕たちが小さかった頃のことをすごく思い出すよ。(ミラ注・・・『Malcolm in the Middle』、2000~2006年放送。主人公マルコムは天才児で、キャラの濃い家族に囲まれ悩ましい。ダークな笑いと優れた脚本、キャッチコピーは、「実写版シンプソンズ」。) TV Guide: どのキャラクターに親しみを感じる? Michael: マルコム。主に、彼は世の中に適応しようとするんだけど、適応しないところだね──まるでE.T.とかバンビみたいに、彼は他の人たちの考えに合わせることができないんだ。で、僕もたびたびそう感じる。ひとたびステージの外となると、僕は場違いに感じる、ここは自分がいるべき場所じゃない、というふうにね。 TV Guide: あなたに一番似ているのはどっちの子? Michael: 両方、でもそれぞれ別なふうにね。プリンスはいたずら好きさ、髪の毛を引っ張りたくなるところとか、まさに。僕はいつも姉妹たちをからかっていたものだよ。 TV Guide: パリスは? Michael: 彼女は強い子だ。 TV Guide: 彼らの母親、デビー・ロウはどう?(元看護婦、ジャクソンと1996年から99年の間結婚していた。ジャクソンは最初の妻、リサ・マリー・プレスリーと1994年から96年の間結婚していた。) Michael: 彼女はうまくやっていると聞いてるよ、彼女は元気さ。パリスはデビーに似て強いんだ。 TV Guide: あなたの財政に関してですが、あなたは破綻していて、コンサートのチケットに高い値段を付けたのはそのためだ、という噂がありますね。 Michael: それはタブロイドのゴミ話さ。連中は話をでっち上げる。新聞を売るためのネタを探してるのさ。 TV Guide: 現在の世界の状況では、あなたは子どもたちのことを憂慮しているに違いないでしょうね。テロリストたちが攻撃を行った時に、あなたはニューヨークにいましたね? Michael: そう、僕はアメリカが攻撃されているという電話を海外から受けた。僕は、「何を言っているんだい?」と言ったよ。彼らは、「ニュースをつけるんだ」と言った。僕は自分が目にしたものを信じられなかった。それから僕は廊下に叫び出ていったんだ「みんな、早く、起きて、ここを出なきゃ」。それでみんな服を着て、車に乗り込んで、(街の)外へ遠くに移動した。 TV Guide: 攻撃に駆り立てられて、あなたはオール・スター参加の曲『What More Can I Give』を書き、プロデュースをした、犠牲者救済のために。(リーバ・マッキンタイア、セリーヌ・ディオン、ボーイズIIメン、マライア・キャリー、リッキー・マーティン、グロリア・エステファン、アッシャーなどがパフォーマンスに参加を予定していた。) Michael: 僕は攻撃の悪評に気が滅入った。僕は(テレビのニュースが)それをあまりにも多く放送したかどうかは分からないけれど、僕たちは恐怖から憎しみへ、怒りへ、復讐へと向かってしまった。それにはメディアが大いに関係していると思う。 TV Guide: その曲や収益に関して、あなたはブッシュ大統領に話す予定があるとお聞きしていますが。 Michael: 僕はシニア(父ブッシュ元大統領)とは話した。僕たちは近く大統領とも電話で話す予定だ。僕がやっていることをとても誇りに思う、と言っていたし、彼は僕のことを国際的なヒーローと言っていたと聞いてるよ。 TV Guide: あなたの使命は人々を助けることにあるようですね。 Michael: 僕はずっとそうしてきたよ、イエス。おかしいよね、今、この攻撃のせいで、誰もが再び結びつこうとしていて、この種のことに関する歌を探し求めてる。僕はキャリア全体でそれをやってきたんだ: 『Heal The World』、『We Are The World』、 『Will You Be There』、『Man In The Mirror』、地球については『Earth Song』。そして、そういうことは誰もやっていなかったんだ、僕を除いてはね、僕の心があるのはその場所だからなんだ。僕は気にかけている。僕の最大の夢は、「こどもの日」ができることなんだ、そこで子どもたちが親たちとの結びつきを深められる。 TV Guide: あなたの子どもたちは、あなたと一緒にあちこち旅をする? Michael: 僕の行く先どこでも。 TV Guide: 彼らが学校に通い始めて、そんなに旅ができなくなったら、どうなるでしょう? Michael: 僕は(ネヴァーランド内の)敷地にコンピューター・スクールを建てるつもりなんだ。他の子どもたちとも一緒にね。 TV Guide: それで、彼らはオンラインで学校に行けると? Michael: うん。彼らにどうやって社会の中に出て行けと?彼はプリンス・マイケル・ジャクソンだ。彼女はパリス・キャサリン・マイケル・ジャクソン。あまりにも難し過ぎる。 TV Guide: あなたが子どもたちに対してそこまで強い親近感を抱くのはどうしてだと思いますか? Michael: それがまさにどこに由来するか、教えてあげようか。理由は、僕にはまったく子ども時代がなかったからさ。彼らが苦痛のなかにあれば、僕は彼らの苦痛を感じる。彼らが絶望のうちにあれば、僕は彼らの絶望を感じる。僕は今日の我々の子どもたちの窮状や状況をすごく心配しているんだ。もし、子どもたちが親たちと仲良く絆を深められるという日が1日でもあれば、だいぶ違っているはずなんだ。もしも僕が、自分の父とそういう1日を過ごしていれば、今日の僕たちの関係は別のものになっていたはずだ──たった1日でね。 TV Guide: あなたとお父さんの関係とは? Michael: 今はだいぶ良いよ。彼は、今はずっと良い人さ。彼は孫たちができてから、すごく丸くなったんだよね。彼には今、30人以上孫たちがいるんだよ。 TV Guide: あなたのお父さんはコンサート特番をどう思ったでしょう?彼はあそこにいたの? Michael: 彼はあのショーに来ていたよ。でも父は、仮に上出来だと感じても、ただ一言こうなのさ、「良いショーだ」。彼は「オゥ、素晴らしい出来だったね」などとは言わない。彼は愛情をどう表現すればいいのか分からないんだと思う。 (マイケル、プリンスを見る、彼はゴムボールを鼻にくっつけて部屋中をうろうろしたり、レポーターの頬をつつきながらお喋りしたりしている。) (優しく)プリンス、しーっ!君、静かにしてるって約束したよ、覚えてる? TV Guide: あなたのキャリアで、他にやりたいことは? Michael: 僕は映画が大好き。僕はもっと監督や、もっと演技をやるつもり。僕は世界一パワフルな芸術表現はフィルムだと感じてるんだ。ライザ・ミネリと一緒に映画をやりたいな。僕たちは一緒に映画を計画してるんだ。成功しようとしてもがき奮闘する二人のエンターテイナーの話さ; 彼らはどこへ行っても追い出される。最高のダンサーたちと一緒に(制作したい)。冗談言ってるんじゃないんだよ。僕がそう見るということは、僕はそう「ここ」で感じる、ということなんだから。(自分の胸を指さす。一方、プリンスがよちよち部屋を横切って来て父親のひざの上に座る。パリスもハイハイしてジャクソンのひざの中に入り、髪をなでられて丸くなっている。) TV Guide: 父親としてのマイケル・ジャクソンですね。私たちが目にすることのないイメージです。あなたは良い父親? Michael: 最大限一生懸命やってる。僕は彼らにたくさん楽しみを与えるようにしてるよ。1年に1度、僕はピエロみたいにドレスアップして、丸ごと小道具を着けてね──鼻とか、ペイントとか。それで、彼らにキャンディーやクッキーをあげるんだ。 Prince: (笑)あと、アイス・クリーム。 Michael: アイス・クリームもね! 【END】 |
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