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She's Out Of My Life (邦題 『あの娘が消えた』)


She's Out Of My Life (邦題 『あの娘が消えた』) from アルバム『Off The Wall』1979
Written and composed by T. Bahler
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一般的に、「マイケルの最初のガールフレンド」とされているのが、子役からの女優、テータム・オニール。テータムの父親は俳優のライアン・オニール。

1975年(マイケル17歳、テータム12歳)、ポール・マッカートニー主催のパーティで二人は出会い、1979年に『ウィズ』の試写会に誘って振られる(?)まで、マイケルとテータムはとても親しく付き合っていた。が、アイドル同士の宿命で、「二人は本格的に付き合っているのか、それともただの友達なのか」「どっちでもいいだろ」的なゴシップやパパラッチが尽きなかった。

『She's Out Of My Life (邦題 『あの娘が消えた』)』は、そんなテータムとの淡い恋の経験から生まれた曲といわれ、後にコンサートでは「お約束イベント(※)」の人気曲となる。

※お約束・・・観客のなかから選ばれた一人のラッキーな女の子がステージに上がるチャンスを与えられ → マイケルが抱きしめたり、目を見つめ熱唱など大サービス → 他の数万の観客の女子は激しくジェラシー → 時間が来ると屈強なスタッフが登場 → 無情にもマイケルから引き離される女の子、号泣や抵抗のナイス・リアクション。マイケル、熱唱。



マイケル (81年インタビュー、恋愛やその他ゴシップを書かれることについて)
「ライアン・オニールはゴシップ紙のコラムニストにタランチュラを送りつけたそうだけど、いいアイデアだと思うね(笑)」

テータム・オニール (1995年『VIBE』誌)
「マイケルと仕事をしたことは一度もありませんが、私が12歳で彼が17歳の時、私たちは本当に素晴らしい友情関係にありました。ふたりでよくダンスをしたものでした。私たちはいつも電話で話していて、私が12歳なのに運転が出来て彼は年上なのに運転が出来ないのはなんておかしいんだろう、という話もしていました。私が父親と暮らしている時に、彼はよく家に遊びに来ました。とても恥ずかしがり屋だったことを覚えています。一度私の寝室に入った時は、ベッドの上に座ろうとさえしませんでした。別の機会には、彼はドラムを叩いて、私の兄がギターを弾いて、他の誰かが別の楽器を演奏して、ジャズのセッションをしました。私はそれを録音しましたが、どこかになくしてしまいました」

マイケル・ジャクソンとテータム・オニール、1979年「マイケルが『WIZ』の試写会に一緒に行かないかと誘ってくれたのに、その頃マイケルがまだビッグスターではなかったからでしょうか、私の事務所がそれはすすめられないと私を行かせませんでした。マイケルはその後、私に一度も話しかけてきませんでした。私が彼の誘いを断ったと考えたのでしょう。でも断ったのは私の意志ではなかったのです。私は言われたとおりに従う子どもでした。このことをぜひ掲載してほしい。彼は事実を知らないと思いますから。あれ以来私と彼との交友は途絶えてしまいました。だから彼についてそれ以上のことは分かりません。だけど今でも私は彼が大好きです。私が今まで会ったなかで一番優しくて純粋な人の一人です。私は『あの娘が消えた』が好きです。あの曲は私たちが仲良かった頃の友情を歌ったものだと思いますから」

(画像:ハリウッドのパーティでのマイケルとテータム、1979年。ちなみに、『ウィズ』のプレミアの後にも、二人は公の場でデートしている。「試写会を断って交友が完全に途絶えた」という上のテータムの発言は、長い年月の経過のために、多少の思い違いが含まれていると推測される)
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| 代表曲、エピソード | コメント(1) | トラックバック() | 【1979/08/30 12:55 】 TOP▲
1980年『20/20』、シルヴィア・チェイスによるインタビュー。ホームIn His Own Words (1977)
コメント

無題

ミラさん…。
彼の曲には色々なエピソードがあると聞きました。
この曲は自作ではないと雑誌で読んだ覚えがあります。
書かれていますように、テイタム・オニールさんを意識していたからなのでしょうか…。
C・ジョーンズ氏のコメントで、
『何度Takeしても最後に涙してしまう彼を見て、
そのままの音源でリリースした。』

彼のメローなバラードは彼の“真の自分”を見せてくれている様に思えます。
“人は愛から生まれる万物”。愛は“マイケルジャクソン”と
いう形でこの世に生まれた気がしています。

…なんですか、夢見る夢子ちゃん?のような事を言ってしまいました。すみません。

♪She's Out Of My Life  
♪Love Never Felt So Good  等など
彼のこころの慈悲深さを感じられるものだと思います。

追記:こちらの動画を観て、今にも立ち上がって逃げ出して
    しまうように見えるのは私だけでしょうか?!
追記2:ミラさんの推奨する動画(和訳も含め)ホントに楽しくて
    感謝です!


大好きな1曲です。
| kfwm2── | | 編集 | 【2009/09/09 10:04】 TOP▲
マイケルはバラードも素晴らしいですね!
ダンスのイメージが強いMJですが、バラードにも名曲が多いですよね。
ちなみに、『She's Out~』の作詞作曲はマイケルではなく、T. Bahler です。
『ムーンウォーク』のなかでマイケルがこの曲について書いています。
"I got too wrapped up in 'She's Out of My Life'. I cried at the end of a take, because the words suddenly had such a strong effect on me. I had been letting so much build up inside me."
このビデオはマイケル作品のなかではかなりシンプルだけど、若いマイケルに普段着っぽいキレイな色のセーターが似合ってて、ナイス

コメントありがとうございます
| 管理人ミラ | 【2009/09/10 20:34】 TOP▲

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