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| | 【2017/09/25 22:25 】 TOP▲
雑誌『EBONY』、1984年12月号。Part.4
Part.3 からの続き Part.4


EBONY: 人種についてのあなたの考え方に、あなたの旅は何か影響をもたらしたかな?

Michael: 僕が最も憎んでいる主なことというのは「無知」なんだ、アメリカの偏見の問題のような。他にもっとひどい国々があるということも知っているよ。でも、たとえばベネズエラとかトリニダードから、人種を意識しない人々の本物の愛を借りてきて、アメリカに持って来られればいいのに、と思うよ・・・

EBONY: あなたは強い感情をともなった見解を述べているね。どうぞ、続けて。

Michael: 僕は無知に対して反感を感じる。僕が反感を感じる主なものはそれなんだ。唯一、無知だけだよ、そしてそれは遺伝的なものでは全然ないんだから、教育によるものなんだ。そういうとこ(国々)の小さな子どもたちは、偏見を持っていない。ここの所も僕はあなたに、引用符でくくっておいて頂きたいと思うよ。僕は少しも、本当に、偏見を持った人間ではないんだ。人々はもっと神や地球・生き物について考えるべきだと僕は信じてる・・・人間の身体の内側のたくさんの不思議をみてごらんよ──さまざまな色の器官、色の血──人間の身体の中で、こういうさまざまな色たちがすべて異なった働きをしてる。世界一、信じられないようなすごいシステムだ; 人間という、信じられないようなすごいビルディングを構成してる。そして、人間の身体でこれが可能なのに、どうして僕たちは、人々としてそういうふうにできないというのかな?それが僕が感じることだよ。そして、世界はもっとやれるのに、と僕が思う理由なんだ。僕が憎む唯一のものだね。本当に憎んでいる。
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EBONY: あなたが今言ったことは、思いやり深いというだけじゃなく、説得力もあるね。公のフォーラムで自分の見方を表明するための公式行事へあなたは出席しないけれど、そういった感情を、どうやって人に伝える?

Michael: 僕は曲にそれを込めて、書こうと努めるんだ。ダンスにそれを込める。世界にそれを教えるために、僕のアートの中にそれを込める。政治家がそれをできないのならば、僕がそれをやりたいと思う。僕たちはそうしなければいけないんだ。芸術家は、絵画のなかにそれを込める。詩人は、詩や小説のなかにそれを込める。僕たちがやらねばいけないことはそれなんだ。世界を救うためには、すごく重要なことだと僕は思ってる。

マイケル・ジャクソン、1984年、ホワイトハウス

EBONY: スティーヴィー・ワンダーもどうやら、同じような感情を共有してるね、彼のいくつかの音楽的メッセージから判断するに。

Michael: だから僕は大好きなんだ、スティーヴィー・ワンダーの最大セールスのアルバム『Songs in the Key of Life』が。そのアルバムには、『Black Man』という曲があって・・・僕はあのレコードを聴いた時、ただ叫びながら飛び上がっちゃったよ、なぜなら彼は、黒人がやってきたことや、他の人種がやってきたことを、世界に示しているんだ、そして、彼はそこに他の人種や、彼らがやってきたことも入れることによって、美しくバランスを取ってる。それで彼は、ブラック・マンがやってきたこと、というのを明らかにするんだ。それに別の名前を付けるかわりに、彼はそれを『Black Man』と名付けた。それが僕が大好きな所なんだ・・・そして、それがベストの方法なんだ、歌を通じて真実を届けるのがね。そこが僕の大好きな所だよ。

EBONY: メッセージがポジティヴなものである限り、あなたは歌にメッセージを込めることに対しては異論はないというように見えるね。あなたの音楽は、何人かのアーティストたちとは違って、ドラッグを美化するメッセージとは無縁のままでいるね。でも、ドラッグは現実に存在する。あなたはそれをどう見る?

Michael: 僕がいる分野では、それ(ドラッグ)はたくさんあって、僕にもつねにオファーが来る。ただ僕のポケットにそれを突っ込んで、立ち去って行く・・・そういう人たちさえいるのさ。さぁ、もしもそれが良いことだとしたら、彼らはそんなことはしないでしょ・・・つまり、僕のポケットに何かビューティフルなものを落として、ただ立ち去って行く人なんてさ?そういうものとはどれも、僕はいかなる関わりも持ちたくないんだ。つまり、陳腐に聞こえるかもしれないけど、でも、僕が本当に信じてるのはこういうふうさ: ナチュラル・ハイが、この世界で一番、グレイトなハイなのさ・・・それ(ドラッグ)をやった後は1日の残りをただぼんやり座って、自分が誰かも、なにをやってるのかも、どこにいるのかもわからない、誰がそんなものをやりたいと思う?世界においてもっとグレイトなことをするようにインスパイアしてくれるものを得ることさ。

EBONY: あなたはナチュラル・ハイのプロセスに、神や信仰は取り入れる?

Michael: オゥ、イエス、神、本当にね。僕は聖書を信じているし、聖書を理解しようと努めてる。僕は自分が不完全な人間だと知っているから・・・僕は自分のことを天使にしてはいないよ、僕は天使じゃないし、僕は悪魔でも、どちらでもないんだからね。僕は自分にできる限りのベストを尽くそうとしていて、自分が正しいと思うことをやろうと努力する。そういうシンプルなこと。そして、僕はたしかに神を信じてる。

EBONY: 祈りの言葉や、祈る行為は、あなたの人生において役割を果たしてる?

Michael: 僕は毎晩祈る。僕は夜だけお祈りするわけじゃないんだ。僕は1日の中でいろんな時間に祈る。何か美しいものを見た時、美しい景色を見た時はいつでも──たとえば、飛行機で飛んでる時とか──僕は、オゥ、神さま、美しいな、と言うんだ。だから僕はいつも、そういうちょっとした祈りを、一日中言ってるんだ。僕は美しいものが大好き。

Part.5 に続く 

マイケル、鹿のプリンスとプリンセス
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| 発言、インタビュー/テキスト | コメント(0) | トラックバック(0) | 【1984/12/01 02:10 】 TOP▲
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