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ギタリスト、ジェニファー・バトゥンのインタビュー。Part.4
We Love Michael JacksonPart.3 からの続き Part.4



マイケルの死

2009年6月25日、バトゥンは外で運転中だった時に、知人から電話でジャクソンの死の噂を聞かされたのだと言う。
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「私はその話を聞いた時、あまり信じなかった、なぜなら、マイケルに関しては10年以上にわたってあまりにも多くの噂話を聞いてきたから、すべてに対してデマ警報が鳴ったわけ。私は、『へぇ、そう』と思ったわ。私は家に着いてから、それが事実だとわかって、複雑な気持ちになった。悲しかったけれど、ある意味では、彼を別の世界へ旅立たせたパワー(神)を思った、彼が味わってきた生き地獄のせいでね。私には、あれに耐えて生きるなんて想像もできないわ」。

ジャクソンの死から数週間、バトゥンは、いかに誤解が多いかということを知り、メディアの報道を見ることができなくなったと言う。

「彼らは、2時間か3時間かそこらは、リスペクトに満ちていたわね、それから後は、タブロイド祭りに突入よ」と、彼女は嘆く。

「私はただ、見ていられなかった。彼に関するたくさんの特別番組があって、私は一度見てみたこともあるけど、それはただのクだった。ただ否定的に批評したり、議論を煽ったりすれば、金が儲かるということだと思うわ、でも、それは痛ましいことだし、私は見ていられない。いまや、金がすべてなの、真実ではなく。人って、すごく冷酷になりうるものよ」。

映画『This Is It』

しかし、ジャクソンの友人たちの何人かとは異なり、バトゥンは映画『This Is It』を観に行くことは可能だったのだと言う、それに関しては複雑な気持ちを確かに持っていたけれども。

「私はもう何年も彼のビデオはどれも見ていなかったから、ただ彼の才能を見ることは、たとえ彼が全力を出していない時でさえも、『Human Nature』の彼の歌い方はホントにカッコ良かった。彼の身体の動かし方──世界中、他に誰一人としてあんなダンサーは存在しないわ。だから、楽しんだわよ」。

しかし、ジャクソンのメイク・アップ・アーティスト、カレン・フェイ、彼女はThis Is Itのリハーサル中、スターと仕事をしていた人物だが、彼女との親しい友人関係のおかげで、バトゥンはコインの裏側を見ることが出来たのだと言う。ジャクソンの死後、フェイは彼女のfacebookのページで、ジャクソンが虚弱だったこと、触れると冷たく、急激に体重を失っていたことを書き綴ってきた。

「彼女は他の誰よりもマイケルと親しかった」とバトゥンは言う。「彼女は、彼が良い状態でないと人々に警告していたけれど、誰もが彼女を無視した。そのことはスクリーンには映らない、なぜなら、彼らは、彼がリハーサルする日を毎日撮影していて、最高の瞬間だけを寄せ集めたから。あなたは彼が傾斜を苦しそうに上がる姿を目にはしなかった、彼は少しもエネルギーを持っていなくて、丸2日何も食べていなかったからよ。そのことは彼らは映画には盛り込もうとしなかった。私が言いたいのは、ある曲では、彼は4つの異なった衣装を着てる。私には、彼がその曲をフルで通して歌っていなかったということを意味するわ」。

マイケル・ジャクソン、This Is It

現在バトゥンは、自身のキャリアに集中している。新しい音楽の作曲と同じくらい(「アコースティックなものに熱中してるの、私が14歳の頃以来やっていなかったことよ」)、彼女は自身がパイオニアとなってきた女一人のマルチメディア・ショーの2010世界ツアーに多くの時間を費やしている。先月彼女はイギリス全土で公演したし、目下、日本へ向かう道中だ。
ジェニファー・バトゥン (Jennifer Batten)
マイケル・ジャクソン後のバトゥン

「ここ2,3年は、私はマルチメディア・ツアーをやってきたの、そこでは私のトラックのすべてがフィルムとしてカットされてるわ」と彼女は説明する。「バンドを組むのには何が必要で、どれだけ関係経費がかかるかを考えたわ。私は、『そうねぇ、自分一人で出来る方法がある』と思った。それで、私はフィルムというアイデアを追いかけた。もしも人が、私の指を見たいだけならそれで良いけど、でもそれは90分間のエンターテインメントのすべてではないわ」。

「4つのフィルムメーカーにフィルムを寄付してもらって、それでおしまい。そのうちの一つが、やり方を私に教えてくれたから、最近私が作ってきたものの大半はフィルム作品よ。だから本当に、今はその部分のことで頭がいっぱい」。

海外に出ていない時のバトゥンは、「家の近くの」テリトリーの探検をしてきた。「キャンピングカーを買ったから、ショーをやりながらアメリカ中を旅できるのよ」と、彼女は言う。「すでにそれで4万マイル走ってきたわ、気分転換に自分の国を見てみるのってクールな感じよ」。

「今の私は物事を自分の手のなかに持ってて、電話が鳴るのを待っていたりはしないの。私がボールを持ってるのよ!」
【END】



ジェニファー・バトゥン公式サイト  http://www.batten.com/
・・・ジェニファー自身のワンダフルなサイト、マイケルに群がるお金好きな卑怯な連中にパンチを食らわす諸々のコンテンツもあり、英語OKなマニアなアナタ、必見。ジェニファー、You rocked my world, too!!
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| MJ本人以外の発言、記事 | コメント(1) | トラックバック() | 【2010/03/08 06:07 】 TOP▲
ギタリスト、ジェニファー・バトゥンのインタビュー。Part.3ホームギタリスト、ジェニファー・バトゥンのインタビュー。
コメント

無題

カレンフェイさんの話に驚きです、今まではあの映画感動して見てたけど複雑な気持ちになりました、映画に関わってた人たちもマイケルは元気でエネルギーに満ちてた的なこと言ってたので、痩せてたけど元気っだったんだと思ってました。映画では元気なマイケルしか映ってなかったから、、
精神的によい状態じゃなかったとは信じられないくらいに。。本当なら悲しいですね 、あの映画。
| みか | | 編集 | 【2010/03/14 21:52】 TOP▲
何と言ったら良いのか困ってしまうのですが・・・
コメントありがとうございます
そうですね、あれはとても複雑な映画ですね──色々と言いたいことは尽きないのですが、あの映画をすごく気に入っている人たちも大勢いるので、今日はあまりグチャグチャ言わないことにします(笑)。なかなか正確には理解してもらえないので。でも、それで良いんですよ。結局のところ人は皆、思いたいようにしか思うことはできないのだし、夢を見せるのがエンターテイナーの本分でもあったわけで。(・・・なんて書くとまた、「マイケルは(あるいは誰某は)夢を捏造していたのか!?諸々とホントじゃないのか?」などとと早とちりする人が出そうでイヤなんだけど・・・あぁ、やっぱ喋り過ぎない方が良いな(笑))

あの映画に感動した!という人々の素直な気持ちそれ自体は、悪いものではないと思います。うーん、どうかお願いだから、「マイケル・ジャクソン」と聞いて、痛みや苦しみを連想するのではなく、すごく笑えたあんなことやこんなこととか、衝撃的にかっこよくてショックを受けた時のこと、すごく感動して「WOW, 彼を知って良かったな、自分の人生得したな!」って、そういうふうなことが残ってくれれば良いな・・・なぜなら、そっちの方がはるかにBIGな真実だから。

なにはともあれ、コメントありがとうございます
| 管理人ミラ | 【2010/04/03 01:18】 TOP▲

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